2021年2月18日木曜日

村岡新駅設置と周辺整備は今からでも中止をー日本共産党市議団が声明を発表

藤沢市議会は今日18日から4つの常任委員会での審議が始まりました!



今日は建設経済常任委員会が行われ、藤沢市から村岡新駅設置と周辺整備事業の方針について、正式に報告がなされました。新駅の概算事業費は
166億円。180億円程度としていた当初の見込みより14億円程度しか変わらず、市の負担も最低でも57億円で、引き続き巨額の費用であることに変わりありません。

質疑では新駅設置の覚書締結式での当事者らの「ヘルスケアニューフロンティア政策が生きている。村岡・深沢は第2の拠点となる」(神奈川県知事)、「深沢の土地の活用も見込まれるため増収が期待できる」(JR東日本)との言明を示して、企業のもうけ優先の大型開発とセットの新駅設置の中止を求めました。


都市拠点をつくり人・モノ・カネを外から呼び込んでくるまちづくりは見直し、人口減少時代に見合ったまちづくりに転換が必要です。コミュニティバスなど、地域公共交通を整備すること、不足をしている特別養護老人ホーム、認可保育園、公営住宅などをつくり福祉の拠点を整備こそ進めるべきです。


共産党議員団以外の会派からは村岡新駅設置に賛成の立場からの質疑がなされる一方、一部の議員から「反対の声にも丁寧に対応を」との指摘もありました。引き続き、村岡新駅設置と周辺整備事業の中止と人口減少時代に見合ったまちづくりへの見直しを藤沢市に強く求めていきます。


日本共産党藤沢市議会議員団(柳沢潤次団長)は17日、「村岡新駅(仮称)設置と周辺整備事業の中止を求める」声明を発表しました。ぜひお読みください。