2016年9月20日火曜日

9月議会の一般質問に臨みました!!

9月市議会の一般質問に20日、臨みました!!

一般質問では地域公共交通施策の充実と高齢者の移動支援につながる敬老無料パス制度の創設を求めました。

市内の善行地区では住民のみなさんが中心となって、乗り合いタクシーの実証運行に取り組んでいます。現在1日平均40人の安定的な利用があるものの、運賃収入だけでは収支の採算が取れないため、住民のみなさんは運営資金の確保のために募金活動を行ったり、地域のお祭りに出店するなどさまざまな活動に取り組んできました。

そんななかで、乗り合いタクシーの実証運行に取り組む住民の方からは「私たちだけがやらなくてはいけないの?藤沢市はこの事業を存続させる気はあるの?という疑問を持ちながら活動しています」「私たちは自分たちのためにコミュニティバスを運行しているのではありません。事業が軌道に乗るまで市の手助けがあってもいいのではないでしょうか」という市の積極的な支援を求める声を聞いてきました。

質疑のなかでは、住民の移動する権利である交通権を保障する責任は国と自治体にあることを述べて、住民の交通権を保障する立場で住民ととも地域づくりの実践に踏み出すことを強く求めました。市当局からは「地域における公共交通が継続的に進められるよう地域の活動を総合的に支援していきたい」と答弁がありました。地域の声をしっかりと議会に届け、引き続き地域公共交通施策の充実を求めていきたいと思います。

高齢者への敬老無料パス制度については、日常的な外出や移動が困難となる高齢者が急激に増加していく超高齢化社会の実態を見据え、高齢者が地域で安心して住み続けられ、生きがいがもてる健全な生活を保障するという立場で制度実施を検討すべきだと求めました。市当局からは「超高齢化社会におけるニーズを踏まえ、検討していきたい」と回答がありました。高齢者施策は将来の高齢者である若者にとっても無関係ではありません。若者も高齢者も誰もが安心して住み続けられる地域をつくることが自治体本来の役割です。住民福祉の充実に取り組む市政を進めていくために、これからもがんばりたいと思います。



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