2018年11月22日木曜日

藤沢市民会館建て替えへ

藤沢市は19日開かれた、藤沢都心部再生・公共施設再整備特別委員会で、開館から50年が経過し老朽化が進行している藤沢市民会館について建て替えにより再整備を進める方針を明らかにしました。

建て替えにかかる想定事業費は約120億円。2020年度に基本構想を策定し、27年度のリニューアルオープンを目指して整備手法について検討を進めていくとしています。市民会館は1968年に開館し、86年に第一展示ホールとレストランが併設されました。2008年に耐震工事を行い、耐震性に問題はないものの、設備の劣化やバリアフリー対応が十分でないため、建て替えの要望が地域住民や市民会館を利用する団体のみなさんから出されていました。

建て替えの必要性については認めますが、再整備の手法については周辺公共施設との複合化や民間活力を導入するPPP/PFI手法があげられています。複合化についてはそれありきではなく、構想段階前から住民の声をしっかりと受け止め住民合意を基本に丁寧に再整備事業を進めていくべきです。PPP/PFI手法については公共の仕事を民間に明け渡すもので、住民サービスの低下につながることが懸念されます。生まれ変わる市民会館がすべての住民のみなさんに喜ばれるものとなるよう、引き続き再整備事業のあり方を厳しく注視していきたいと思います。

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