2016年7月23日土曜日

視察から無事に帰ってきました!!

19〜21日までの視察日程を無事に終えました。
視察中に藤沢市職員の不祥事の一報を受け、柳沢団長は藤沢に戻り3人での視察となりましたが、20日は大阪府豊中市を訪れ、福祉行政の取り組みについてお話しを伺いました。豊中市では38校区ごとに福祉の相談窓口が設置されているとともにコミュニティソーシャルワーカー(CSW)を14名配置(生活圏域ごとに2名)して、安心して暮らし続けることのできる地域福祉行政を進めています。市内で発生した60代女性の餓死事件を教訓にして、すべての住民の状況を把握するためにCSWが地域の民生委員、福祉NPOなどと共同し全戸訪問に取り組んでいることも報告され、とても頭が下がる思いがしました。
視察の最終日は箕面市を訪れ、自校方式の中学校給食事業の取り組みを伺いました。箕面市では2013年9月の中学校給食実施当初から農業振興、地産地消と一体で取り組みを進め、市内の農業者に取れた農作物を学校に出荷してもらい学校給食の約3割は市内産の野菜が使われています。箕面市の担当者の方からは自校方式の学校給食の導入にあたっては教職員からの「指導の負担が増える」などの反発もあったが、今では学校給食の教育的効果に対する認識が深まりそうした声は聞かれなくなったというお話しもあって、とても興味深かったです。
どの自治体でも熱意を持って施策を語る職員のみなさんの姿勢が印象的でした。学んだことを今後の活動にしっかり生かしていきたいと思います!


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