2017年6月22日木曜日

6月市議会の一般質問に臨みました!

6月議会の一般質問が終わりました!

今回は「道徳の教科化」問題を中心に取り上げました。新学習指導要領の改訂にともなって小学校では2018年4月から中学校では2019年4月から、教科外の活動という位置付けだった道徳の授業が「正式の教科」に格上げされ、国の基準に沿った検定教科書を使い授業が展開され、学習を通じて身につけた判断力や心情、意欲、態度という人間の内面にかかわることが評価の対象になります。

道徳教科書には「規則の尊重」「礼儀」「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」など、新学習指導要領に基づく19〜22項目をすべて盛り込むことが求められました。質疑では子どもたちの内心の自由にかかわる重大な問題であり、これまで文科省が「ルールや徳目を一方的に押し付けない」としてきた姿勢にも反するものだと厳しく指摘しました。

民主主義社会の道徳は憲法の理念にそった個人の尊厳と人権を互いに尊重することを基礎において、子どもたち自身が自ら育んでいくものです。子どもたちと接する教員のみなさんの自由な教育実践を尊重し、教育の自由と自主性を守るために教育委員会が役割を果たすよう今後も厳しく藤沢市の教育行政のあり方を注視したいと思います。


 

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