藤沢市の平和推進事業で広島・長崎に足を運び、被爆の実相を学んだ市内小中高校生による平和学習報告会が18日、市民会館小ホールで開かれ来賓として出席しました。
「被爆者の方たちの思いを受け止め、平和をつくっていけるよう努力したい」「戦争は国を滅ぼすだけ。未来へ平和をつないでいきたい」など、子どもたちから口々に決意が語られました。藤沢市の子どもたちを被爆地広島・長崎に派遣する平和推進事業は30年以上にわたり続けられ、伝統的に平和行政を市民とともに進めてきました。藤沢市の平和推進事業費の予算額は神奈川県内でもトップで藤沢市長は非核宣言自治体協議会の副会長を務め、「ヒバクシャ国際署名」にもサインしています。
日本政府が核兵器禁止条約に賛同し、核兵器の完全廃絶、北東アジアの平和体制の構築へ唯一の戦争被爆国として役割を果たすよう、藤沢市も働きかけを強めるべきです。核兵器のない平和で公正な世界の実現へ、市民のみなさんといっしょにこれからも力を合わせてがんばりたいと思います。
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