全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会・神奈川支部のみなさんと党県議、市町村議員との懇談会に18日参加し、副反応に苦しむお子さんをもつ保護者のみなさん、10代女性の当事者の方から副反応被害の実態をお聞きしました。
ワクチン接種後の副反応被害は突然の脱力や不随意運動、脳炎や脳症を起こし重い記憶障害や感覚障害、気分障害など多様な症状があり、保護者の方は「あんなに表情豊かだった娘が能面のような顔になった」と話していました。多くの当事者は症状の原因がワクチンであると掴むまでに約2〜3年の月日を経ています。多くの当事者は症状の原因を掴むためにすがるような思いで病院を何件もまわり、あげくには医師からは「前向きに生きていれば治る」と詐病扱いされるなどの経験をもっており、当事者とその家族は社会の無理解、行政の無策によって傷つき孤立を強いられています。保護者の方が「あのときワクチンを受けさせてなかったら…」と自責の念を吐露する姿に胸が詰まりました。
当事者の10代女性は「高校では勉強も部活もがんばりたいと思っていた」「倒れたときはまさかこんな日常が続くとは思わなかった」「これから先、副反応に苦しむ人をつくりたくない」と語っていました。国と製薬会社は当事者の声を深刻に受け止め、副反応被害の原因がワクチンにあることを明確に認めるべきです。
藤沢市では先の6月議会で被害者連絡会から提出された陳情を意見書として国へ提出することができました。国と自治体による当事者とその家族への社会的支援と補償制度の充実、学校現場や地域への周知啓発などを9月議会のなかでも引き続き求めていきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿