横浜市都筑区のマンション傾斜問題を引き起こした旭化成建材(東京)が関わった杭打ち工事は過去10年間で45都道府県の3040件にのぼることが分かり、関係地の住民や自治体に不安を広げています。
これを受けて藤沢市が独自に過去10年間に施工された公共施設を緊急に調査した結果、3件で旭化成建材が杭打ち工事を担当していたことが分かりました。また、現在施工中の工事1件で今秋から同社での施工を予定しています。詳細は以下の通りです。
・平成20年度施工 藤沢市北口エレベーター設置工事 杭本数:4本
・平成20年度施工 六会日大前東口自転車駐輪場増築工事 杭本数:6本
・平成21年度施工 第14分団待機宿舎改築工事 杭本数:4本
・平成27年度施工 (仮称)ふじさわ宿交流館新築工事 杭本数:14本
判明した3件については現在までのところ異常は確認されていません。今後、藤沢市は工事関係書類を精査し、元請け業者から聞き取り調査を行うとしています。住民の不安を取り除き、安心・安全な暮らしを守るために共産党市議団としても市に対して適切な対応を求めていきます。
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