今月7日告示でたたかわれた藤沢市長選挙が昨日投開票され、「市民のための藤沢市長をつくる会」(日本共産党推薦)の鈴木とも子候補は17,824票(得票率18.57%)を獲得し善戦・健闘しましたが、及びませんでした。現職が2期目の当選を果たしました。投票率は27.81%で過去2番目の低投票率でした。鈴木とも子候補にご支援・ご支持をいただいた市民のみなさんに心から感謝を申し上げます。今朝は鈴木とも子さんや「つくる会」のみなさんといっしょに藤沢駅北口で選挙結果の報告や今後に向けた決意などを訴えました。
選挙戦は現職陣営が「安保法制など国政問題を問われても市長として答えようがない」と論戦を拒否するなかで、鈴木とも子候補の「核兵器廃絶平和推進条例をもつ平和都市藤沢から戦争法廃止発信する」「戦争賛美の歴史教科書ではなく、憲法の精神と現場の声を尊重した教科書を子どもたちに」「大型開発優先の税金の使い方を住民の暮らし最優先に転換する」という訴えが選挙戦全体の論戦をリードしました。また、現市長が出馬表明にあたって「子どもの医療費無料化の拡充」「奨学金制度創設」を表明したことはこの間の住民運動の大きな成果です。今後も鈴木とも子さんといっしょに住民の声で動く市政へと転換させるために全力でがんばる決意です。
一方で、「市長選の主だった争点はない」という事前のマスコミの論調を私たちが突破することができず、もう一歩選挙戦の対決点を鮮明にできなかったことも過去2番目の低投票率につながったと受け止めています。この市長選挙は党派を超えた市民的な共同の広がりを私自身も肌で実感する選挙でした。今後4年間もこうした成果を活かして、議会活動と住民運動一体で市政を市民本位に転換する活動に一層取り組んでいきたいと考えています。
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