2017年12月21日木曜日

市善行地区に特養ホームが新たに建設!

12月市議会の一般質問ではスポーツ行政に加えて、福祉行政における地域の課題として、善行地区で新しく整備予定されている特別養護老人ホームの整備状況や地域住民への周知の徹底、国有地などを活用した特養ホームの整備で待機者の解消を図るべきと求めました。

私の住む善行地区の65歳以上高齢者人口は1万1千193人で、市内で2番目、高齢化率は26.4%、要介護・要支援認定者数は1千930人で、市内で3番目となっています。今回新たに善行地区で整備が予定されている特養ホームは社会福祉法人が国有地を借り受けて整備を行うもので入所定員100名、ショートステイ20名、2019年4月に開所予定となります。

今藤沢市内で特養ホームの入所を待っている高齢者の方たちは実に888人にのぼります。政府は介護給付費を抑制のために特養ホームの増設を抑え、サービス付き高齢者住宅など、利用料の平均で12万~15万もかかる低所得者には利用できない施設の整備ばかりを応援してきました。待機者の解消のためには国と自治体の責任で低所得者でも利用のできる特養ホームの抜本的整備に舵をきることが必要です。藤沢市としても民間事業者だけに頼るのではなく、公立の特養ホームの建設も含めた待機者解消の施策を持つべきです。地域で高齢者の方たちがいつまでも安心して暮らし続けられるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。

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