「藤沢市議会 核兵器禁止条約調印求める請願 本会議で一転、不採択」(神奈川新聞)。
昨日15日の市議会本会議の様子を神奈川新聞が報じました。核兵器禁止条約は「核保有国と非保有国との対立を深めるだけ」という主張はおよそ戦争被爆日本政府が唱えるべき議論ではありません。むしろ被爆国の顔をして核抑止力論を振りまく日本政府の姿勢が核兵器のない平和で公正な世界を目指す国際社会の足を引っ張る有害な役割を果たしています。「核兵器のない世界」への誓約を破って分断をつくってきたのはほかでもない核保有国です。
核兵器禁止条約の実現の背景には核兵器の非人道性が国際社会の共通認識となる一方、一握りの核保有大国が核兵器廃絶に背を向けているーーならば、この状況を打ち破っていこうという国連と市民社会の揺るぬ強い決意がありました。核兵器のない平和で公正な世界を目指す被爆者、市民社会とともに歩む決意が日本政府と自治体に厳しく問われています。
週明け20日に行う一般質問では改めて、核兵器禁止条約に署名・批准するよう国への強い働きかけを藤沢市に求めたいと思います。ぜひ傍聴にお出かけください。
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