2017年9月20日水曜日

9月市議会の一般質問に登壇しました!

藤沢市議会9月定例会の一般質問に20日登壇し、核兵器禁止条約の調印を藤沢市として政府に求めること、米軍ジェット機爆音の解消に向けた課題を取り上げました。

とりわけ核兵器禁止条約については7月7日に国連加盟国の122カ国の賛成によって、人類史上初めて核兵器が非合法化されるなか、核保有国とそれに追随する日本をはじめとする同盟国が「核兵器のない平和で公正な世界」の実現を進める国際社会と被爆者の取り組みに背を向ける姿勢が鮮明になっています。唯一の戦争被爆国である日本政府が核保有国の側にいることに被爆者は大きな批判と不信を強めています。

質問のなかでは日本政府が核兵器禁止条約に背を向けるもと、核兵器廃絶平和都市宣言を行い、日本国憲法の恒久平和主義と核兵器廃絶の実現を目指す平和条例をもつ藤沢市の役割も問われていると指摘し、藤沢市からも政府に対して禁止条約に署名・批准することを求めるべきだと訴えました。

市当局の答弁は「核保有国と非保有国との橋渡し役として先導的な役割を果たしてほしい」という政府の見解の枠を出ない大変残念なものでした。一方で「ヒバクシャ署名を市のホームページで周知していきたい」という前向きな回答もありました。引き続き決算等特別委員会でも藤沢市が行う原爆展などでのヒバクシャ署名の配架を求めていきたいと考えています。



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